自分の好きなことや得意なことを仕事にでき、自由な時間に仕事ができて高収入が得られるというイメージのあるフリーランスですが、現実のフリーランスはどうなのでしょうか。

フリーランスとして仕事をしていくにあたり、最も多くの人が直面する現実はお金の問題です。
会社勤めをしているときは組織に所属していれば毎月給料がもらえましたが、フリーランスは自分で稼いだ分のみがその月の給料となります。
フリーランスではコンスタントに仕事を請負い、コンスタントに収入を得ることができなければ生活していくことが難しいのです。

そのため、フリーランスをはじめる前には必ず「月に合計20万円程度の安定した仕事をくれる人たち」がいる必要があります。
また、フリーランスとして稼ぎ続けるためにも、常にマーケティングを行い、自分を必要としてくれる人がどこにいてどこに自分を売り込むことで仕事が発生するかを考えていくことも重要です。

また、クライアントとの人間関係も現実のフリーランスには重要なポイントです。
嫌な人間に仕事を頼みたい人はいませんし、嫌な人間と付き合っていきたい人はいません。
クライアントとは常に良い関係を築くことが大切です。

その一方で、クライアントとフリーランスは対等な立場であることも忘れてはいけません。
一方的に仕事を受注し、難癖をつけて報酬を減額するようなクライアントもいるのが悲しい現実です。
良い仕事と良い報酬を得るためにも、良いクライアントと良い人間関係を築けるコミュニケーション能力の高さが現実のフリーランスには求められています。